
きょうの料理レシピ
鶏肉のキムチ鍋
食材のもつ多彩な風味を利用すれば、キムチ鍋は調味料ゼロでOK!わかめの塩けと、にらと白ごまの香り、香ばしく焼いた鶏肉のうまみがきいています。

写真: 鈴木 正美
エネルギー
/320 kcal
*1人分
塩分/1.5 g
*1人分
調理時間
/35分
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 1枚
- ・白菜キムチ 100g
- ・白菜 1/8コ(400g)
- ・わかめ 50g
- *乾燥わかめ5gを戻したもの。
- ・にら 1/2ワ(50g)
- ・白ごま 少々
つくり方
1
白菜は芯を除いて耐熱皿にのせ、ラップをふんわりとして電子レンジ(600W)に5分間かける。巻きすに包んで水けをしっかりと絞り、2cm幅に切る。にらは4cm長さに切る。
! ポイント
◆減塩ポイント!◆
白菜は水けをよく絞ってから鍋に入れると、スープの味がうすまらない。巻きすがなければ、粗熱が取れてから手で絞ってもよい。
2
フライパンに鶏肉を皮を下にして入れる。弱火で10分間ほど皮がパリパリになるまで片面を焼き、6等分に切る。
! ポイント
◆減塩ポイント!◆
鶏肉は皮をしっかりと焼くと、うまみや香ばしさが増し、食べごたえも出る。
3
鍋に1の白菜、2の鶏肉、キムチ、わかめを入れ、水カップ3+1/2を加えて中火にかける。沸騰してから20分間ほど煮て、にらを加えてひと煮立ちさせ、白ごまをふる。
全体備考
●しめはコレ!キムチ雑炊●
ご飯適量を水で洗ってぬめりを取り、鍋に加えて強火にかける。ひと煮立ちさせて器に盛る。
◆塩分◆
一般的なキムチ鍋
塩分3.1g/1人分
↓
塩分1.5g/1人分
◆鍋や煮物の減塩のコツ◆
1.「うまみ」を深める
だしを濃いめにとり、肉やきのこなどうまみの強い食材とともに汁のうまみを深める。さらに酸味や辛み、香りのある食材を加えて物足りなさをカバー。
2.調味料を加えて煮る時間は最低限に
調味料を加えて長時間煮ると、食材に塩分がしみ込み、塩分の摂取量が増すことに。先に食材に火を通してあとから調味料をからめるなどの工夫を。
3.カリウムで塩分の排出を促す
利尿作用があるカリウムを摂取すると、塩分排出につながる。カリウムを多く含む芋類や海藻などを鍋や煮物の具材に加えて減塩の相乗効果に。
きょうの料理レシピ
2021/02/22
いまどきヘルシー「冬の減塩」
このレシピをつくった人

堀 知佐子さん
料理学校で和洋中を学び、講師の経験もある。健康を考えた料理やアンチエイジングの料理を提供するベーカりーカフェを2008年にオープン。
京都の老舗料亭「菊乃井」がデパートに提供するお総菜の開発も手がけており、多方面で活躍中。
他にお探しのレシピはありませんか?
NHK「きょうの料理」
放送&テキストのご紹介




つくったコメント