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健康キッチン

きょうの料理レシピ

ビーフシチュー

柔らかな牛肉と野菜のうまみがたっぷりの、味わい深いソースが絶品です。

ビーフシチュー

写真: 原 ヒデトシ

エネルギー/413.2 kcal

*1人分

食塩相当量1.9 g

*1人分

調理時間/150分
快腸レシピ
おすすめ度 1.5
食物繊維を含む食材
じゃがいも,たまねぎ,にんじん
3
乳酸菌または麹を含む食材
0

材料

(4人分)

・牛すね肉 (塊) 400~500g
・たまねぎ 2コ(400g)
・じゃがいも 2コ(300g)
・にんじん 1本(150g)
・マッシュルーム 1パック(100g)
・赤ワイン カップ1/2
【A】
・トマトジュース (無塩) カップ3/4
・水 カップ3
・固形スープの素(もと) (洋風) 1コ
・ローリエ 1枚
【B】
・しょうゆ 小さじ1
・ウスターソース 小さじ1
・こしょう 少々
・ナツメグ 少々
・塩
・こしょう
・小麦粉 大さじ2
・サラダ油

つくり方

下ごしらえをする
1

たまねぎ1コはみじん切りにする。牛肉は3~4cm角に切ってポリ袋に入れる。塩小さじ3/4、こしょう少々を加え、袋を振って牛肉にまぶし、袋の上から手でたたくようにしてもみ込む。小麦粉を加え、袋を振って牛肉にまぶす。

たまねぎを炒め、牛肉を焼きつける
2

厚手の鍋にサラダ油大さじ2と1のたまねぎを入れてサッと混ぜ、強めの中火で焼きつける。チリチリと音がして色づきはじめたら再びサッと混ぜ、中火にする。濃い茶色になるまで時々混ぜながら炒める。

! ポイント

ここで炒めたたまねぎの色が、でき上がりの色を決めるので、しっかりと炒める。

3

フライパンにサラダ油大さじ1を強めの中火で熱し、1の牛肉を並べ、濃い焼き色がつくまで10分間ほど両面を焼く。フライパンは洗わずにおく。

! ポイント

肉の表面にうっすらと汗をかいたように水分が出て、片面にしっかりと焼き色がついたら上下を返す。

牛肉を煮込む
4

3の牛肉を2の鍋に移して赤ワインを加え、ふたをして1分間ほど蒸し煮にする。【A】を加え、沸騰したらアクを取って弱火にする。ふたをしたまま1時間~1時間30分ほど、肉が柔らかくなるまで煮込む。

! ポイント

圧力鍋の場合は、1時間30分煮込むかわりに15分間加圧してもよい。

野菜を焼きつけ、煮込む
5

じゃがいもは大きめに切り、水にさらして水けをきる。にんじんは大きめの乱切りにし、たまねぎ1コはくし形に切る。

! ポイント

じゃがいもは水にさらすことで余分なでんぷんが落ち、焼くときにくっつきにくい。

6

3のフライパンを中火で熱し、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、マッシュルームを強めの中火で焼く。こんがりと色づいたら4の鍋に加え、15~20分間煮込む。

7

野菜が柔らかくなったら【B】を加え、味をみて塩少々で調える。

全体備考

◆おいしい3か条◆
1.牛肉に小麦粉をまぶして、ソースにとろみをつける。
2.たまねぎと牛肉にしっかりと焼き色をつけて、深い色合いのソースに。
3.赤ワインで風味をつけて、本格的な味わいに。

【食材メモ】
牛すね肉は脂肪が少なく、筋が多いため肉は堅めだが、弱火でじっくり煮込むことで柔らかくなり、うまみがたっぷり出てくる。コラーゲンが多いことでも知られ、煮込み料理にぴったり。すね肉がなければ、肩ロース肉やもも肉、バラ肉をかわりに使っても。

◆こちらと一緒に!◆
パセリバターライス

このレシピにある機能性成分を含む食材

【脳に良いとされる食材】
たまねぎ[ケルセチン]

【骨に良いとされる食材】
にんじん[β-カロテン]

きょうの料理レシピ
2021/01/19 父さんのきょうからキッチン

このレシピをつくった人

堀江 ひろ子

堀江 ひろ子 さん

母の故・泰子さん、娘のさわこさんと、親子三代で料理研究家として活躍。長年の経験に基づく合理的でつくりやすいレシピが人気。身近な材料で手早くできる料理を数多く紹介している。

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